1999年より、たまプラーザにて「ながさわ治療院」を開業。
 鍼灸治療、心理療法、ヒーリングなどの手法を駆使して心身のバランスを整える独自の「こころとからだの癒し」プログラムを実施している。
 受験生やその家族の心のケアにも定評があり、そのほんわかした風貌から「くま先生」の愛称で、子供からお年寄りまで幅広く信頼を得ている。

 治療のかたわら、横浜市の福祉関係のプログラムにボランティアで参加、福祉関係のワークショップや講演などもしている。
http://www.healing-bear.com/















NO. 3
DATE 1 ・ 22
相談 File 3

子どもが腰が痛いと言います。激痛ではないようです。

受験勉強で座りっぱなしのせいかもしれませんが

暖めてやっていいのでしょうか。

どのようにしてやるのが良いかアドバイス下さい。

また、腰痛予防の対策などあれば、教えてください。

【子供の腰痛】*チェックポイント

ぎっくり腰や急にひねったなど、炎症性のものでないことを確認する

(炎症性の場合は冷やすのが鉄則)

*座りっぱなしで腰が痛いと決まったら

1)膝から下を温める

2)うつぶせにして腰をさすってあげる

3)一緒に体前屈などのストレッチを一緒にやる


この季節、勉強する時は足下と腰、おなかが冷えないようにしてあげましょう。

そうすることで部屋はあまり暖かくしない方がのぼせなくていいと思います。

ぼせると眠くなってしまいますので。

大切なこと、まず「痛かったら冷やす」です。

(どうしたらいいかわか
らなかった場合のことですが)

万が一炎症があった場合、最初にあたためてし
まうと炎症が促進されてしまい、

そこから冷やしても治りにくくなります。

取りあえず冷やして、それで具合が良くならない(悪くなる)ときは、

自信を持って温めてください。
















NO. 2
DATE 9 ・ 26
相談 File 2

今年は新型インフルエンザが急激に流行って、受験当日まできちんと

健康管理ができるか心配です。
普段から免疫力を高めておき、インフルエンザや風邪などに負けない
体を作るには、どんなことに留意したらいいでしょうか。

生活習慣や食生活、その他日常生活での心がけなど、ぜひ教えてください。

 学校が始まってから急速に広まっていますね。特に10代のお子さんたちは免疫

を持っていないようで、一気に学級閉鎖になるところが沢山みられます。

そこで日常の心がけが必要なのです。外出したら手を洗う、うがいをするのは基

本です。マスクに関しては、万が一自分がかかった時に感染を広げない点では効

果がありますが、予防となるとそれほどでもありません。

また、お子さんが新型インフルエンザを発症しても、看病している親御さんは何

ともないケースが多いんです。ですからそこまで神経質になる必要はありませ

ん。ご質問の通り、普段から免疫力を高めておくことが最も大切な心がけと言え

ましょう。

*規則正しい生活のリズム

寝る時間、起きる時間は毎日一緒

その日のうちに寝ること

朝は早起き

塾から帰ってやってもいいのは記憶ものを10分程度集中してやる

すぐに寝て、朝起きてから復習、宿題をする方が時間短縮で効率的で、おまけに

からだにもいいですよ

*起きたら白湯をコップ一杯飲む

胃腸を目覚めさせて代謝をアップさせます(栄養素の吸収がいいのです)

*くだもの、野菜をきちんと食べる

お子さんは肉や魚を好みますが、豆腐のハンバーグとか、カレーに野菜を細かく

刻んで入れてしまう(うちではセロリ、トマトは基本です)フードプロセッサー

があったら、簡単に出来ます。

*ジュースを飲まない

フレッシュな果物ジュース(当然無添加無糖100%)なら大丈夫。市販の

ジュースには驚くほど砂糖が入っています。これを代謝するために、せっかく摂

取したビタミン、ミネラルが先に消費されてしまいます。

*おやつは手作り、夜食はくだもの

添加物がたっぷり入っている市販のお菓子は上にも書いた通り、きちんと食事に

気を遣っているのが台無しになってしまいます。ひと手間掛けて愛情のこもった

おやつを用意してあげられるのもお母さんならではです。お仕事で忙しい方で

も、ちょっとした果物をすぐに食べられるようにしておくことは出来ると思います。

一工夫でお子さんを守れますのでお勧め

このように、健康の基本は「食と睡眠」にあります。医食同源という言葉も聞い

たことがあると思います。母ならではできるということばかりなので、忙しい方

もいらっしゃると思いますがぜひ、愛のひと手間を注いであげてくださいね。

















NO. 1
DATE 9 ・ 1
相談 File 1
くま先生こんにちは。
娘は近視で、目の疲れや眼痛、頭痛をしばしば訴えます。
眼鏡の度の調整、ストレッチ、休憩時間に遠くを見たり、目の周りを自分でマッサージしたり、
ブルーベリーのサプリメントを飲むなどしていますが、他に有効な対処法はありませんか?

ご質問を読むと、基本的な対策は取れているようですね。

まず姿勢をチェックしてみてください。机に向かう時に背中が丸くなっていた

ら、背筋を伸ばすように。そして光源の位置や明るさも影響しています。周囲よ

りも明るいライトだと目が疲れやすいですね。出来たら蛍光灯ではなく、LED

か電球の方が点滅が無いので目に負担をかけにくいです。そして手元が陰になら

ない方向から光が来るように工夫しましょう。

目の周りの血行を良くするために、学習時間が終わったらおしぼりで目の周り、

首の後ろを温めると効果的。

 

夏の疲れを取るためには、生姜湯や葛湯など暖かいものがお勧めです。

生姜を薄切りにしたものに、ひたひたになるぐらいの蜂蜜をかけてしばらく置き

ます。頃合いは、生姜が変化しますのでそれでわかると思います。(楽しみのた

めに敢えて書きません(笑)) それを大さじ1杯茶碗に入れてぬるま湯で溶き

ます。体が心から温まってリラックス出来ますよ。寝る前に飲ませてあげるとい

いでしょう。