「TT9」は日本の「在来線」狭軌鉄道(1067mmゲージ)を1/120、9mmゲージで模型化するものです。
ヨーロッパなどで商品化されているTTゲージ(1/120、12mmゲージ標準軌)の狭軌版です。つまり、12mmゲージの新幹線に対する9mmの「在来線」というわけです。
同じ9mm幅の線路を走りはしますが、既存のNゲージ
(/150−160)とは別のものです。
Nゲージでは在来線も新幹線も同じレールの上を走らせます。
「TT9」とは?=
「tt−9プロジェクト」
蒸気機関車が健在であった国鉄時代の在来線車両のプロポーションを美しく再現するため、車両とレールが同一の縮尺の新ゲージの模型を商品化する「tt−9プロジェクト」を2000年に設立しました。
「TT9」スケールのシンボルマーク
「我々は、車体とレールの関係、つまり実感にこだわっています。」
■トレーラー車輪規格 (長軸)
Nゲージ
TT9
右の図は共に9ミリ幅のレールを使用するNゲージとTT9を正面から見た図です。
レールと車体との関係がお解かりいただけると思います。
tt-9 プロジェクトのマーク
縮尺とレール幅について
■TT9は車体もレールも国際規格1/120です。
■TT9は在来線の狭軌(1067mm)を1/120、9mmで模型化しています。
■新幹線などの標準軌(1435o)は1/120、12oです。
真鍮製の機関車
■TT9の車両は金属製です。(一部の絶縁部品を除く)
■主な材料は真鍮です。
■HOや16番の伝統的な工法の部品にて構成されています。
■プレス加工、エッチング加工、旋盤加工、鋳物加工などの部品を、
主に半田付け作業によって組み立てます。
■建築限界
車両とレールを同じ規格にした鉄道模型の大きさの一つです。
車両とレールが同一の縮尺で、1/120です。